救国幹部「選挙制度改革案が否決されたら解散総選挙」
東雲政権により提出された選挙制度改革案。野党勢力の激しい抵抗が予想され、東雲政権にとっては今後の政権運営を占う分水嶺となりそうだ。
その選挙制度改革案を巡っては中核与党・救国戦線では強硬的な意見が見受けられる。ある幹部は帝都新聞の取材に対して
万が一否決されたら東雲さんの指導力の問題となる。解散総選挙をして国民に信を問うべきだ。
と話し、解散総選挙によって早期決着を図ることが望ましいとの考えを示した。
一方、解散総選挙は連立を組む希望・自保にとっては、党勢を後退させかねない大きな賭けとなることから難色を示す可能性は高い。このことについて前出の幹部は
連立与党の連携は密に行なっていく、前回選挙と違ってガッチリとスクラムを組んでいきたい。
と話し、政権枠組みの維持を前提として選挙戦を戦っていく意向を示した。
なお、来週末には行われると思われる参議院通常選挙においても連立与党で「過半数を獲得する」(政府高官)ことを目標とし、立候補者の共有と選挙戦略の策定が進められている模様。連立与党のより安定的な政権を構築することへの意欲は高いといえそうだ。
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