最上博士事務局長の規約違反 速やかな解消を

 共和国新聞の調査によると、空想国会事務局長の最上博士氏が規約に抵触する行為をおこなっているとの疑いが浮上している。
 まず、最高規約第38条では以下のとおり規定がなされている。
第38条 事務局の独立性
 1.事務局員は以下の制約を受ける。
  イ)内閣の構成員になることの禁止
  ロ)衆参各院の議長ならびに副議長になることの禁止
 2.前項の規定にかかわらず、事務局長は以下の制約を受ける。
  イ)政治団体への所属の禁止
 このように事務局長は政治団体への所属を禁じられている。一方で、空想国会Discordサーバーにおける最上博士氏のアカウントには中央民主党のロールが付与されている。当然、政党は政治団体である。
 
 ただしロールが手違いで残っている可能性もある。そこで本紙記者が中央民主党広報局長の燃えない薪氏に問い合わせたところ「(最上博士氏が)離党されたという記憶はございませんね」との回答を得た。

なお、最高規約には規約内容の執行に関して免責される規定がある。
第37条 事務局の執行時効
 1.事務局による規約内容の執行は、公に公開されてから8日以上が経過した時点で、誰にも誤りが公に指摘あるいは疑義が提示されなかった場合には、その内容を有効とする。
 2.前項において後日、執行内容に規約上の過誤が生じていたことが判明したとしても、執行責任者は規約過誤に対する責任を免除される

しかし、以上の条文から明らかなとおり、ここで免責の対象となるのは、「事務局」による規約執行における規約上の過誤であり、「事務局長」の事実行為ではない。つまり、本件に対して、これまで会員から指摘されたことがなかったとしても、最上博士氏が政治団体に所属していることは免責されず、規約違反との批判を免れることはできないのである。

 一方で、最上博士氏が誠実に職務に取り組んでいることは明白であり、本件によって事務局長職の退任を厳しく迫るなどの行為があるとしたら、空想国会の大局を見据えない過剰な反応とも見て取れよう。
 とはいえ最上博士氏においては、速やかに中央民主党を離党し、規約違反状態を解消すべきであることは間違いない。(共和国新聞)

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