衆院選得票推移が公開 支持層の差が顕著に現れる 

 19日、事務局長の後宮氏は第14回衆院選の各候補者の得票率推移を発表した。その目的としては「選挙対策とかメディアに使ってください」とのことなので本紙でも分析を行った。

 共和国新聞の調査によると、このグラフからも各政党の支持層の顕著な差が窺える。
 
 それがよく表れているのが関東甲信越ブロックと近畿ブロックである。この2つの選挙区では多くの候補が一次関数的な増加を示しているのに対して、共和海賊党のはわのふ氏とエェミール氏が8時以降に急激に得票率を伸ばしている。
 一見不審に見えるこの急増だが、支持層の差で説明がつく。選挙の行われた8月15日は多くの学生にとっては夏休みの真っ只中であり、おおむね一日中暇であると思われる(実際1日かけて選挙戦を展開していた)。その一方で、社会人にとっては労働をしなければならない普通の平日である。そして、社会人は帰宅して諸々の用事を済ませた後選挙に臨むと考えられる。

 周知の通り、共和海賊党をはじめとする左派系の政党は空想国会の中でも比較的年齢層が高めの人が属する政党であり、その支持者も年齢層が高い。この差が、最後の2時間で両名が大きく得票率を伸ばした理由ではないだろうか。

 逆にいえば、惜しくも落選してしまったり、当選するも順位が低い人たちは、未だ浸透しきれていない大人に対して支持を拡大するように働きかけることが、今後の選挙を勝ち抜いていくために必要だと言えるのではないだろうか。

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