次期事務局長有力候補 水面下で選定が始まる

 最上博士事務局長の事実上の辞任宣言を受け、次期事務局長の選定が水面下で始まっている。もっとも事務局長職はその性質からして超党派的な合意が求められる人事であり、その候補者も限られた人物になってくるだろう。本紙では、各党派・会員に取材して分かった、現時点で有力な候補として考えられる3名の人物について特集する。


①五岳フィロソフィー氏
 1人目は、数少ない空想国会大人枠の1人であり事務局員を長らく務めている五岳フィロソフィー氏である。

 空想信州自由報道や政党紹介シートの創設者であり、空想国会の活性化に寄与してきた。また、政治家としては進歩保守党が自爆的な崩壊をしたのちに、新たに保守勢力を結集した新党を作り保守派の再生に尽力した。その後は共和海賊党に移籍。
 かつて空想国会で権勢を振るった勢力の一部に敵対視されていたが、既に彼らのほとんどが一線を退いているため選出プロセスに影響はないだろう。ただ社会人であるため仕事と事務局長職を併行できるかが不安なところだ。

②後宮紗音氏
 2人目は、これまた現役の事務局員である後宮紗音氏。

 空想国会入りたてこそ存在感は薄かったものの、浮上率の高さをテコに一気に知名度を伸ばした。押風前事務局長時代から次世代継承の有望株とされ事務局員に抜擢、最上博士事務局長時代も大いに働いた。規約関係の理解も深い。
 政治家としては保守系政党から中央民主党に移籍。現在は急進的民主主義同盟に所属している。
 政党遍歴から与党が推すかがネックか。また中学生であることが負担を伴う職務に耐えうるかが心配なところだ(これに対しては年齢の割に大人びているという声もある)。

③金小華氏
 最後は、空想国会元首相の金小華氏である。

 金小華氏は、数々の法案・規約を成立させた立法のプロフェッショナル。当然、現行の規約にも通じている。政治家としては光明党から共和海賊党に移籍。首相も務めた。
 現在、半分引退状態なので事務局長職をやりたがらない可能性もあるが、長年空想国会にいた経験は稀有なものでもある。


 ここまで3名の候補を紹介した。どの人物も事務局長としての職責を担う能力はある。
 超党派の合意のもとで空想国会の新時代を切り拓けるような、次世代の人物が就任することを期待したい。

日本メディア協会

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