ヘルツ臨時代行がBAN その経緯とは

 事務局長によるヘルツ総理臨時代行へのBAN。夜中に行われたため、どのような状況であったかが不明瞭である。そこで本紙はその経緯について簡単にまとめた。

 まず、民間人であるヘルツが総理臨時代行に就任したのは、ミシェル前総理が突然の引退を表明し鯖抜けしたからであった。そのため、最高規約の規定により官房長官であるヘルツが総理臨時代行を務めることになった。

 臨時代行とはいえ、民間人が総理を務めることには疑問の声も上がったが、この点については裁判所の規約解釈により、合法との結論が出る。

 しかし問題はここからだった。総理臨時代行に就任したヘルツはあろうことか「解散」を宣言しようとし始めたのだ。その動機は本人による以下の発言からわかるだろう。(※この会話は旧議連・同好会鯖でのもの)
 つまりヘルツは、自らができる限り長い間総理を務めたいというその一心で解散を宣言しようとしていたのだ。

 そもそもとして解散は、議院内閣制の趣旨によるものである。議院内閣制では、議会に対して内閣が責任を負っていることから、議会の多数意思と内閣の意思が乖離した場合に、内閣は総辞職するか解散を行なって民意を明らかにするかという2択を取ることになる。
 ヘルツが行おうとしていた解散はこの趣旨からして全く正統性を持たないものといえよう。根本的にヘルツ内閣は議会によって選出されたものでもないから、議会を解散する権限など存在しない。仮に総理臨時代行の議会解散権について規約解釈申請が行われていても、このような回答を得られたものだと思われる。

 自らの地位を濫用して、このような迷惑行為を行おうとしたヘルツが追放されるのは当然のことだったのだ。

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