予算委員会、与野党の論戦が紛糾

 予算委員会において、夕張首相への野党議員の苛立ちが目立っている。特になんばん議員(超戦総連所属)の質問に対して、答えずに長期間放置していることが野党議員の一部から大きな批判を浴びている。

 予算委員会は政権・与党追求の場として、次期選挙で政権交代につなげたい野党の最大の見せ場であり、非常に重要な意義を持つ。とはいえ、給料が出るわけでもないのにパフォーマンス優先にも見て取れる長文の質問を一方的にされることは、学生でもある首相にとって大きな負担となってしまうのではないか。野党の一定の自制も求められているだろう。
 
 また、予算委員会の運営に対する金小華・元首相の提案は検討すべき価値はあるのではないだろうか。金氏は

「これは次の予算委員会から採用したら?という提案なのですが、質問主意書を議長が作成したグーグルフォームに提出させて、それをスプレッドシートに移すなりして管理すればどれに回答して、回答してないかなどを記録しやすくなると思います」

と述べ、整然とした議事進行のための良策を提案した。

 一方で、これが業務の煩雑化に繋がってしまうことは避けるべきで、適切な制度設計が求められる。次期予算委員長の判断に期待したい。(帝都新聞)

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